韓国中銀 豪との通貨スワップ協定を5年再延長
記事一覧
2023.02.06 14:31
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は6日、オーストラリア準備銀行(中央銀行)との通貨交換(スワップ)協定を2028年2月5日まで5年間延長することで合意したと発表した。
通貨スワップは、通貨危機などの緊急時に相手国に自国の通貨を預け、相手国通貨や米ドルを受け取る取り決め。
韓国とオーストラリアは14年に初めて通貨スワップ協定を結び、17年、20年の2回延長したが、今回は契約期間を3年から5年に延ばした。ただ、限度額は従来通り120億オーストラリアドル(約1兆980億円、約81億ドル相当)で、他の条件もこれまでの契約と同様となる。
韓国銀行の関係者は「両国は通貨スワップが貿易促進と金融市場の安定に寄与してきたとの認識を共有した」として、通貨スワップをより安定的に維持するために契約期間を5年に延ばしたと説明した。
ynhrm@yna.co.kr