韓国の緊急救援隊118人がトルコ到着 捜索・救助活動へ
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2023.02.08 14:47
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部によると、韓国の海外緊急救援隊が8日午前7時ごろ(現地時間)、大地震に見舞われたトルコ南部、ガジアンテプの空港に到着した。緊急救援隊はトルコ当局から現地状況の説明を受けた後、行方不明者の捜索・救助現場に出動する。
地震による被害は、ガジアンテプやカフラマンマラシュ、ハタイ、マラティヤ、ディヤルバクル、シャンルウルファ、オスマニエなどトルコ南部の広範囲にわたる。
緊急救援隊が到着したガジアンテプも大勢の死者が出ている。行方不明者も多いが、地震発生から48時間が経過し、人命救助で意識されるタイムリミットが近づいている上、気温が氷点下6度まで下がるなど状況は厳しく、捜索・救助が急がれる。
緊急救援隊はトルコ側の要請により捜索・救助チームを中心に構成された。外交部や消防庁、韓国国際協力団(KOICA)、軍などの関係者118人からなる。一行は8日午前1時ごろ(日本時間)、救援物資を積んだ韓国空軍の多目的空中給油・輸送機KC330に乗り込み、仁川空港を出発した。
外交部によると、今回の緊急救援隊は1回の派遣規模としては過去最大となる。
mgk1202@yna.co.kr