韓国の緊急救援隊がトルコ南部で救助活動開始　１人救出

【ソウル聯合ニュース】大地震で甚大な被害が出ているトルコ南部に派遣された韓国の緊急救援隊が９日朝（現地時間）、生存者１人を見つけ、救出した。８日（同）にトルコ入りした同隊が生存者を救助したのは初めて。

　韓国外交部によると、緊急救援隊はハタイ県アンタキヤで捜索・救助活動を開始し、７０代半ばの男性１人を救助した。意識はあり、健康に大きな問題はないことが確認されたという。

　緊急救援隊はここで４人の遺体も発見した。

　トルコ側の求めにより捜索・救助チームを中心に構成された韓国の緊急救援隊は、現地当局の要請に基づきアンタキヤを活動先に定め、同地に拠点を設けた。

　緊急救援隊は外交部と国防部、消防庁、韓国国際協力団（ＫＯＩＣＡ）の関係者１１８人からなる。政府が１回に派遣する緊急救援隊の規模としては過去最大だ。

mgk1202@yna.co.kr