陸軍士官学校　「朝鮮戦争史」などを再び必須科目に＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国陸軍士官学校は１３日、「２０２４年教育課程」について、これまで「専攻必須」課程（選択科目）だった「朝鮮戦争史」「軍事戦略」「北韓（北朝鮮）」の３科目を「共通必須」課程（必須科目）に切り替える方針を発表した。

　現在の１～３年生と今年の入学生までは現行の「２０１９年教育課程」が適用されるが、これらの３科目については先んじて必須科目に切り替える計画だ。　

　陸軍士官学校は、正しい国家観と歴史観を内在化し、「科学技術強軍」を率いる融合型の人材養成のために未来志向の見直しを推進していると説明した。

　任官を来月に控えた４年生のうち、朝鮮戦争史を履修していない学生に対しては補習を行っているという。

　これに先立ち、昨年の国政監査で保守系与党「国民の力」は国防部と陸軍士官学校に対し、「２０１９年教育課程」で朝鮮戦争史などを選択科目に変更した文在寅（ムン・ジェイン）前政権期の措置を直ちに是正するよう促していた。

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