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徴用被害者が韓国外交部局長と面会 「恥ずかしくない結果望む」

記事一覧 2023.02.13 20:17

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の徐旻廷(ソ・ミンジョン)アジア太平洋局長は13日、南西部・光州を訪れ、日本による植民地時代の徴用被害者、李春植(イ・チュンシク)さんと面会した。政府傘下の「日帝強制動員被害者支援財団」の沈揆先(シム・ギュソン)理事長と共に李さんの自宅を訪問した。被害者側関係者が明らかにした。韓国政府は同財団が日本企業の賠償金を肩代わりする方策を有力案として公表している。

李春植さん(資料写真)=(聯合ニュース)

李春植さん(資料写真)=(聯合ニュース)

 徐氏らは政府案に関し、日本の謝罪と日本企業の財団への拠出を求めて努力を続けているが、まだ確定したことはないと説明した。

 原告代理人の林宰成(イム・ジェソン)弁護士のSNS(交流サイト)への投稿によると、李さんは自宅を訪れた外交部当局者らに対し、「共に訴訟を行った方々に対して恥ずかしくない結果を望んでいる」と述べ、「日本の責任ある謝罪」を求めたという。また、李さんとその家族は「現時点では外交部の立場に否定的だ」と話したと伝えた。

 韓国政府は同問題の解決案を説明し、意見を聞き取るために原告との面会を計画してきた。面会が実現したのは林氏が代理人を務める原告のうちでは李さんが初めて。ただ、被害者側はさらなる面会には議論が必要との立場を示している。

ikasumi@yna.co.kr

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