韓米の外務次官が会談 北朝鮮の「完全な非核化」を確認
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2023.02.15 13:36
【ワシントン聯合ニュース】訪米中の韓国の趙賢東(チョ・ヒョンドン)外交部第1次官は14日(現地時間)、米国のシャーマン国務副長官と会談し、北朝鮮の核とミサイルへの対応などについて議論した。
両氏は韓米同盟70周年を迎え、同盟関係を一層強化するため、緊密に協力することで一致した。
また、北朝鮮の完全な非核化という目標を改めて確認し、北朝鮮核問題の解決は韓米の優先課題という認識で一致。朝鮮半島の非核化を通じた平和の定着という「真の平和」のため、連携を継続していくことを確認した。
両氏は経済安全保障や先端技術分野での両国の協力拡大を評価した。シャーマン氏は米国のインフレ抑制法による韓国製電気自動車(EV)の差別問題について、韓国側の懸念を緩和できるよう努力する考えを強調した。
一方、趙氏は米国防総省のコリン・カール次官(政策担当)とも会談。北朝鮮の核とミサイル脅威に対抗し、強固な韓米連合防衛体制を維持する中、拡大抑止を強化していくことが重要との認識で一致した。
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