韓国最大野党が糾弾大会 代表の逮捕状請求で検察批判=党内結束図る
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2023.02.17 21:08
【ソウル聯合ニュース】韓国の革新系最大野党「共に民主党」は17日、検察による李在明(イ・ジェミョン)同党代表の逮捕状請求を非難する糾弾大会を国会で開き、所属議員や地域委員長、党員ら約3000人(同党発表)が参加した。
李氏は「検事独裁政権」「非道な法治の破壊」と批判し、「弾圧に私と共に民主党は屈しない」と強調。朴槿恵(パク・クネ)政権を退陣に追い込んだ市民の「ろうそく革命」に触れ、「今がその出発だ」と訴えた。
党議員らを集めた緊急の会議や最高委員会議でも李氏や幹部が検察と尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権への批判を繰り広げた。不逮捕特権を持つ国会議員の李氏の逮捕には国会の同意が必要なため、同意案の採決が行われる。共に民主党は国会(定数300)で169議席を握っており、李氏の逮捕同意案が可決される可能性は低いとみられるが、採決で造反者が出ないよう党の結束を高める狙いとみられる。
李氏が市長を務めていたソウル近郊、城南市の都市開発事業やプロサッカークラブを巡る不正疑惑を捜査していたソウル中央地検は16日、背任や収賄の容疑で李氏の逮捕状を請求した。
ikasumi@yna.co.kr
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