Go to Contents Go to Navigation

韓国外相 徴用訴訟巡る対日交渉「最終段階」=近日中に再会談へ

記事一覧 2023.02.20 15:38

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官は20日、オランダ、ドイツ歴訪を終え仁川国際空港に到着した。朴氏は空港で記者団に対し、ドイツで開かれた日本の林芳正外相との徴用訴訟問題を巡る協議について、「非常に率直で虚心坦懐(たんかい)な議論をした」とし、同問題を解決するための韓日の交渉は最終段階にあり、日本側に対して合理的な解決策を出すことが必要と伝えたと明らかにした。

ミュンヘン市内のホテルで会談した朴振外交部長官(右)と林芳正外相(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

ミュンヘン市内のホテルで会談した朴振外交部長官(右)と林芳正外相(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 朴氏は林氏との会談が5回目だったことから、相手の立場をよく理解していたとし、ドイツで開かれたミュンヘン安全保障会議では韓国と日本の関係改善について多くの国が多大な関心を持っていることを感じたと伝えた。

 林氏との会談で韓日首脳会談に関する議論があったかについては、「韓国の国益のために韓日間のシャトル外交を復活させる必要があると考える」としながらも、「首脳会談問題に関するやりとりはなかった」と述べた。

 朴氏は近日中に林氏と再び会談し、徴用問題についてさらに協議を進める見通しだ。

 朴氏は同日、「主要20カ国・地域(G20)外相会合が3月初めにインドで開かれる予定だ」とし、「そこに韓国と日本の外相が出席すれば、また自然と会う機会があるだろう」と述べた。

 これに先立ち、朴氏は韓日外相会談を終えた18日(日本時間19日未明)、「主要争点について言えることはすべて言った。日本側に誠意ある呼応に向けた政治的決断を求めた」と述べた。

 韓国政府は徴用賠償訴訟の被告となった日本企業の賠償金を韓国の財団が肩代わりする案を推進する一方、被告企業が財団の財源作りに寄与し、日本側が謝罪するなど「誠意ある呼応」が必要と強調している。

 一方、朴氏は北朝鮮が18日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を、20日に短距離弾道ミサイル(SRBM)を発射したことについて、「挑発すればするほど、北は孤立を招き、国際社会から糾弾される」とし、韓米の安全保障協力、合同防衛能力はさらに強化され、韓米日の安保協力はさらに深まるだろうと強調した。

 朴氏はまた、ミュンヘン安全保障会議の期間中に北朝鮮がICBMを発射したことに対応し、韓国側の提案で韓米日の外相による緊急会合が開かれ、3カ国が一致して北朝鮮のミサイル発射を非難するメッセージを発信したと伝えた。

yugiri@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。