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韓国政府「検証続ける」 汚染水海洋放出計画の一部補正認可で

記事一覧 2023.02.22 21:03

【ソウル聯合ニュース】東京電力福島第1原発の処理済み汚染水海洋放出計画を巡り、日本の原子力規制委員会が同計画の一部補正を認可したことについて、韓国政府は22日、「国民の健康と安全を最優先原則とし、汚染水が科学的・客観的に安全であり、国際法・国際基準に合った方式で処分されるよう検証を続けていく」と発表した。

東京電力福島第1原子力発電所に設置されているポンプ(資料写真)=(聯合ニュース)

東京電力福島第1原子力発電所に設置されているポンプ(資料写真)=(聯合ニュース)

 また、東京電力の放出計画に対する科学的、技術的検討を積極的に進めるとし、「国際原子力機関(IAEA)の汚染水分析などの検証結果や多核種除去設備(ALPS)など日本側の設備の性能も総合的に確認する」と強調した。

 汚染水の安全性を検証しているIAEAの調査団は昨年2月の1回目の訪日で、東京電力が選定した64種類の測定対象の核種を推計値ではなく実測値にするよう要請。これを受け、東京電力は測定対象の核種を31種類に再選定する修正案をまとめて原子力規制委員会に認可を申請し、このほど認可された。

 韓国政府は東京電力が測定対象の核種を減らした根拠などについて日本側に問い合わせていた。昨年12月に開催された局長級によるテレビ会議でも、日本側と技術的内容について協議した。

yugiri@yna.co.kr

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