韓日外相会談 来月初旬開催は不透明に=林氏がG20不参加か
韓日関係
2023.02.23 20:42
【ソウル聯合ニュース】インド・ニューデリーでの20カ国・地域(G20)外相会合に合わせて開かれるとみられていた韓日外相会談の開催が不透明になったことが23日、分かった。
韓国外交部によると、同部の朴振(パク・ジン)長官は来月1~2日に開かれるG20外相会合に出席するが、日本の林芳正外相の出席が不透明という。
G20外相会合に合わせた韓日外相会談が開催されなければ、徴用被害者への賠償問題を巡り、両国が接点を模索する機会も先送りされることになる。韓国は政府傘下の財団が日本企業の賠償金を肩代わりする案を提示し、日本企業の財団への拠出、日本側の謝罪などの「誠意ある呼応」を求めている。
朴氏は今月18日(日本時間19日)、訪問先のドイツ・ミュンヘン市内のホテルで林氏と会談し、同問題の解決に向け日本側に「誠意ある呼応」に向けた政治的決断を求めた。
一方、今回のG20外相会合はロシアのウクライナ侵攻から24日で丸一年になることから、同問題に関連した協議が活発に行われるものとみられる。
外交部当局者は同日、記者団に対し、「ウクライナ関連の議論、最近のトルコ地震に関連した復興に関する議論もあると考えられる」とし、「同じ議題でも途上国が関心のある方向で多くの議論が行われるものとみられる」と述べた。
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