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韓国電力が過去最大の営業損失 前年の5.6倍=22年通期

記事一覧 2023.02.24 16:18

【ソウル聯合ニュース】韓国電力公社が24日発表した2022年通期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業損益は32兆6034億ウォン(約3兆3670億円)の赤字だった。燃料価格の高騰などで営業費用が急増したことが響き、1~12月通期として過去最大の営業損失となった。これまでの最大だった前年(5兆8465億ウォン)の5.6倍に上る。

韓国電力公社の2022年通期の営業損益は32兆6034億ウォンの赤字だった(コラージュ)=(聯合ニュース)

韓国電力公社の2022年通期の営業損益は32兆6034億ウォンの赤字だった(コラージュ)=(聯合ニュース)

 四半期別でも、22年10~12月期は過去最大となる10兆7670億ウォンの営業損失を計上した。

 22年通期の売上高は電力販売量の増加や料金値上げで前年比17.5%増の71兆2719億ウォンとなったが、営業費用が56.2%増の103兆8753億ウォンを記録し、営業損失が大きく膨らんだ。

 同公社はこれについて、電力需要の増加で発電量が増えたこと、液化天然ガス(LNG)や石炭などの燃料価格急騰に伴い電力卸価格が2倍以上に上がったことが要因だと説明している。

 同公社は昨年、3度の電気料金値上げに踏み切り、今年1~3月期も1キロワット時当たり13.1ウォン引き上げた。産業通商資源部が昨年、同公社の赤字解消を目標に国会へ提出した今年の年間電気料金値上げの適正額(51.6ウォン)の約4分の1で、四半期ごとの値上げが不可避とみられる。

tnak51@yna.co.kr

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