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警察幹部元候補の息子の校内暴力問題 「非常に重く見ている」=韓国大統領室

記事一覧 2023.02.26 17:03

【ソウル聯合ニュース】韓国で警察の捜査を取り仕切る国家捜査本部長に弁護士の鄭淳信(チョン・スンシン)氏が任命されたが、息子の校内暴力問題で任命が取り消されたことについて、大統領室の李度運(イ・ドウン)報道官は26日の記者会見で、「検証で問題を見つけられなかったことは残念」と述べた。

会見を行う韓国大統領室の李報道官=26日、ソウル(聯合ニュース)

会見を行う韓国大統領室の李報道官=26日、ソウル(聯合ニュース)

 国家捜査本部長は警察の捜査を取り仕切る要職で、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は24日に鄭氏を任命した。しかし、鄭氏の息子が有名私立高校に在学中だった2017年に寮の同じ部屋の同級生に約8カ月間、言葉の暴力を繰り返し、転校処分を受けたことが明らかになった。鄭氏側は処分が重いとして訴訟を起こしたが、裁判所は認めなかった。被害を訴えた生徒は精神的な苦痛により自殺を図るなど、正常な学校生活ができなかったという。

 李氏は「公職者の検証は公開された情報、合法的に接近可能な情報、世評調査を通じて行われるが、今回は子供の問題だったため、不十分な点があった」と説明。「合法的な範囲内で改善策があるか検討する」と強調した。

 また、校内暴力に対する尹大統領の立場は明確だとして、「校内暴力は自由で公正に教育を受けられる権利を侵害するもので、非常に重くみている」と述べた。

大統領室(資料写真)=(聯合ニュース)

大統領室(資料写真)=(聯合ニュース)

kimchiboxs@yna.co.kr

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