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福島汚染水の海洋放出 韓国・釜山市がTF設置

記事一覧 2023.02.28 17:38

【釜山聯合ニュース】韓国で東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出計画に対する懸念が高まっている中、南部の釜山市は28日、安炳ユン(アン・ビョンユン)副市長を団長とするタスクフォース(TF、特別チーム)を設置すると発表した。

ソウル中心部の光化門で、環境団体が日本政府に汚染水海洋放出計画の撤回を求めてパフォーマンスを行った=28日、ソウル(聯合ニュース)

ソウル中心部の光化門で、環境団体が日本政府に汚染水海洋放出計画の撤回を求めてパフォーマンスを行った=28日、ソウル(聯合ニュース)

 海水や水産物に含まれる放射性物質を監視・分析する放射能評価班など4班、13課で構成されるTFは、汚染水の放出前には毎月1回、放出後には毎週1回会議を開いて対策を議論する計画だ。 

 状況が深刻な場合は朴亨埈(パク・ヒョンジュン)市長を本部長とする対策本部に格上げして全面的な対応に乗り出す。

 また、釜山市は海水の放射性物質無人監視網と食品の放射性物質分析装置の設置費として5億7000万ウォン(約5860万円)を確保し、検査情報を同市のホームページやSNS(交流サイト)で公開する計画だ。

 釜山市傘下の研究機関、釜山研究院が1月25日から2月3日まで市民1840人を対象に行ったアンケート調査の結果、回答者の87%が汚染水の海洋放出を危険と考えていると答えた。また、回答者の過半数が水産食品や海洋観光に影響を及ぼす可能性があると回答した。

ynhrm@yna.co.kr

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