韓国・釜山市長が南ア訪問 大統領特使として万博誘致への支持要請
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2023.03.01 11:06
【釜山聯合ニュース】韓国・釜山市の朴亨埈(パク・ヒョンジュン)市長が2030年国際博覧会(万博)の釜山誘致に向け、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の特使として2月27、28日(現地時間)に南アフリカを訪問した。同市が1日、明らかにした。
朴氏は釜山市、外交部、万博の誘致支援団、大使館、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)、サムスン電子、現代自動車、LG電子など韓国の関係機関や海外駐在の韓国企業関係者を中心とする大規模な特使団を率い、同国で万博の釜山開催に支持を得るための交渉活動を展開した。
朴氏は27日に南アフリカのパンドール国際関係・協力相と会談し、万博の釜山誘致への支持を要請するとともに両国の実質的な協力強化策を話し合った。韓国で来年開く韓国・アフリカ特別首脳会議に南アフリカのラマポーザ大統領を招待する尹大統領の親書も手渡した。
パンドール氏は万博の釜山誘致への支持に関し「友好・協力関係などを総合的に考慮して検討していく」と述べた。
朴氏は両国が昨年に国交樹立30周年を迎えたことを挙げ、「今年は高官級交流や両国の関係が一段と深まるよう期待する」と語った。
大統領特使としてアフリカ3カ国を歴訪中の朴氏は、南アフリカに先立ちレソトを訪れた。今月初めにかけてアンゴラも訪問する。
朴氏は「釜山市と政府、民間が力を合わせて綿密に準備した交渉戦略により博覧会国際事務局(BIE)の加盟国を説得するとともに、これらの国々に韓国政府の誘致への意志、釜山の魅力と開催能力を積極的に伝えて必ず万博誘致へ支持を取り付ける」と意欲を示している。
tnak51@yna.co.kr