独立運動記念日 各地で4年ぶり大規模式典=韓国
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2023.03.01 16:20
【ソウル聯合ニュース】日本による植民地支配に抵抗した独立運動「三・一運動」(1919年)から104年を迎えた1日、韓国各地で記念式典や行事が開かれた。新型コロナウイルスの感染拡大以降、3年間にわたり中止や規模の縮小が続いていたが、今年は従来通りの規模で催された。
ソウルの柳寛順(ユ・グァンスン)記念館で開かれた記念式典には、国に人生をささげた人々や独立功労者の遺族、市民ら約1300人が出席した。
全国の自治体(市・道)でも大勢の市民が参加して記念式典が行われた。
南西部・光州市の「万歳運動」発祥の地であるスピア女子中学校では、独立功労者の遺族など約100人を招いて記念式典が開催された。
南部・釜山市では各地で万歳運動の再現行事が行われ、約3000人が参加した。
東部・江原道寧越郡の独立万歳公園では、高校生を中心に万歳運動を再現した街頭行進が繰り広げられた。
ソウル近郊・仁川市の小学校では、約2000人が参加して記念式典が開催された。終了後、参加者たちは東仁川駅まで行進し、日本の憲兵に扮した演者の阻止に抗って「大韓独立万歳」を叫んだ。
南部・済州の抗日記念館で開かれた記念式典では、独立有功者の子孫たちが独立宣言書を朗読した。
慶尚北道の独立運動記念館では約600人が出席する中、創作ミュージカル「万歳の波」が上演された。
忠清北道の各地でも三・一運動の精神をたたえる声が響いた。
中部の天安市にある独立記念館では、国民が選んだ名誉独立運動家1919人が参加した万歳運動の再現行事が開かれ、注目を集めた。
ynhrm@yna.co.kr