アフリカ歴訪の釜山市長 アンゴラで万博誘致活動
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2023.03.03 16:51
【釜山聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の特使としてアフリカ3カ国を歴訪中の朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は1日(現地時間)、アンゴラのロウレンソ大統領と面会し、2030年国際博覧会(万博)の釜山誘致への支持を要請した。釜山市が3日、伝えた。
朴氏は「韓国とアンゴラ両国が気候変動、エネルギー、下水処理、教育、医療格差など共同の問題を共に解決するための実質的協力事業を模索することを願う」と述べ、アンゴラの積極的な支持と関心を呼び掛けた。
ロウレンソ大統領は「両国は友好関係を維持しており、よい結果が出ることを期待する」と述べた。
また、朴氏は同国のアントニオ外相にも会い、両国間の友好協力増進策について議論した。アントニオ氏は「両国間の開発協力、都市間協力とともに、釜山万博にも関心を持って検討する」と述べた。
朴氏は続けて首都ルアンダの州知事と面談し、釜山市とルアンダ州の姉妹都市締結のための意向書に署名した。この意向書には、ルアンダ州政府が釜山への万博誘致を支持するという内容も盛り込まれた。
先月22日から10日の日程でアフリカを訪れている朴氏は、これに先立ちレソトと南アフリカ共和国を訪問。要人と面会し万博誘致へ支持を要請した。3日午後に帰国する。
一方、釜山市の実務代表団は先月21日から4日間、ケニアとタンザニアの主要都市を訪問し、万博の誘致活動を行った。
アフリカには万博開催地を決める博覧会国際事務局(BIE)の171の加盟国のうち46カ国が集まっている。欧州(48カ国)に次いで加盟国の多い戦略集中地域だ。
ynhrm@yna.co.kr