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韓国大統領室「侵略が正当だったという大統領いない」=演説への批判巡り

記事一覧 2023.03.03 18:53

【ソウル聯合ニュース】韓国の大統領室関係者は3日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が1日の独立運動記念日「三・一節」の式典で行った演説を巡り、未来に進むためには加害国の誠意ある謝罪が必要というのが一般的な考えだが、今回の演説にはこの部分が抜けているなど批判が出ていることについて、「帝国主義侵略が正当だったと言える大統領が過去から現在までどこにいるのか」と反論した。

「三・一節」の式典で壇上に向かう尹大統領=1日、ソウル(聯合ニュース)

「三・一節」の式典で壇上に向かう尹大統領=1日、ソウル(聯合ニュース)

 また「歴史の痛みに打ち勝ち、未来のために自らを振り返り、二度と悲しい歴史が繰り返されないように力を育て、世界の変化を見極める力を育てようという言葉は(保革の)陣営を超えて韓国の歴代政権が強調してきたこと」とし、「(歴代)大統領の言葉を見れば同じだ」と指摘した。

 尹大統領の演説は歴史をなかったことにしたのではなく、国益の観点から時代の変化に合わせ、韓日関係を未来志向的に発展させようという意思を示すことに重点を置いたものという説明だ。

 同関係者は「三・一運動」について、後ろに戻ろうというのではなく、未来に進もうという宣言だったとし、「自由で民主的な国を建て普遍的価値を持った隣国と連帯・協力し、繁栄の未来をもたらすことが三・一運動の精神だった」と強調した。

 そのうえで、この考え方こそが尹大統領の国政運営哲学であると付け加えた。

 大詰めを迎えているとされる徴用問題の解決に向けた日本との交渉については、「結論が出る前に伝える内容はない」と説明した。

yugiri@yna.co.kr

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