韓国の外貨準備高4252.9億ドル 4カ月ぶり減少
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2023.03.06 08:56
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が6日発表した2月末の外貨準備高は4252億9000万ドル(約57兆7590億円)で、前月末に比べ46億8000万ドル減少した。
外貨準備高は昨年11月末から増加が続いていたが4カ月ぶりに減少に転じた。韓国銀行は、米ドル以外の外貨建て資産のドル換算額や金融機関の外貨預金などが減少したためと説明している。
項目別では、国債や社債などの有価証券が前月末に比べ30億7000万ドル増の3744億9000万ドルを記録した。預金は74億2000万ドル減の267億5000万ドル、国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)は2億5000万ドル減の148億ドル、IMFリザーブポジションは9000万ドル減の44億4000万ドルだった。金保有は47億9000万ドルで、2013年2月から変動がない。
韓国の外貨準備高は1月末現在、世界9番目の規模。1位は中国(3兆1845億ドル)、2位は日本(1兆2502億ドル)、3位はスイス(9301億ドル)だった。
hjc@yna.co.kr
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