韓国の新規コロナ感染者1万335人 前週比で増加傾向
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2023.03.10 10:41
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は10日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1万335人増え、累計3061万5522人になったと発表した。
新規感染者数は前日(1万890人)に比べ555人少ない。1週間前の3日(1万408人)と比べると73人少なく、ほぼ同水準となった。この日は1日の独立運動記念日「三・一節」の祝日を過ぎて検査件数が増え、感染者数が急増した。2週間前の先月24日(1万41人)に比べると294人多い。
前週比の新規感染者数は先週後半から増加傾向を示している。中央防疫対策本部は8日の会見で、新学期の開始やマスク着用義務の解除などの影響で小幅に増加傾向にあるとした上で、大幅な感染拡大をもたらすとは考えていないと説明した。
政府は新型コロナの流行が落ち着いているとみて、中国、香港、マカオからの入国者に対して義務付けていた入国前の検査と検疫情報事前入力システム(Q―CODE)への登録を11日に解除する。
公共交通機関でのマスク着用義務についても解除する方針で、15日の中央災難(災害)安全対策本部の会議で決定し、早ければ20日にも施行される見通しだ。
新規感染者のうち海外からの入国者は10人だった。
重症者数は146人で前日から3人増えた。重症者数は2日に129人まで減少したが、再び増加傾向を示している。
新たな死者は12人で前日より8人少ない。死者の累計は3万4093人。
ynhrm@yna.co.kr
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