30年万博の釜山誘致で来月現地視察 「勝負かけるとき」=韓国
記事一覧
2023.03.10 11:27
【ソウル聯合ニュース】韓国・釜山市での2030年国際博覧会(万博)開催を目指す釜山万博誘致委員会は10日の会議で、博覧会国際事務局(BIE)の調査団による4月初旬の韓国での現地視察を控え、万博誘致活動の推進計画を議論し、官民の協力を強化することを確認した。
30年万博の開催地は11月末のBIE総会で加盟国の投票により決まる。
同委員会の共同委員長を務める韓悳洙(ハン・ドクス)首相は「開催地決定まで残すところ約9カ月となり、誘致競争が一層激しくなると予想される」として、「国別の交渉を強化し、多国間会議(での広報)、特使派遣など可能な限りのことを尽くしてほしい」と強調した。
もう一人の共同委員長の崔泰源(チェ・テウォン)大韓商工会議所会頭(SKグループ会長)は、現地視察や4回目のプレゼンテーション(6月)が予定されている今年前半が形勢を決定づける勝負所だとし、「勝負をかけるときだ」と訴えた。「官民が一つのチームになって最善の努力を尽くそう」とも呼び掛けた。
外交部は会議で、万博誘致を外交活動の最優先とし、積極的な交渉を行う方針を明らかにした。
kimchiboxs@yna.co.kr