韓米日高官が電話協議 北朝鮮ミサイル発射を強く非難
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2023.03.16 13:50
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部によると、北朝鮮問題を担当する金健(キム・ゴン)朝鮮半島平和交渉本部長は16日、米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長と電話で3カ国協議を行った。韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の訪日当日に北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定される長距離弾道ミサイルを発射したことを強く非難し、3カ国としての対応を話し合った。
金氏ら3氏は北朝鮮が地域の緊張を高める重大な挑発をしたと強く非難した。この日の長距離弾道ミサイルをはじめとする相次ぐミサイル発射は国連安全保障理事会の多数の決議に明白に違反すると指摘し、こうした違法な挑発には代価が伴うという点を確認し合った。
また、北朝鮮の挑発に対し国連安保理など国際社会の断固かつ一致した対応を導き出すため、韓米日が緊密に意思疎通を図り、引き続き連携を強化していくことを申し合わせた。
韓米の堅固な連合防衛体制を維持しながら韓米日の安全保障協力を強化し、北朝鮮の核・ミサイル脅威に圧倒的に対応するための取り組みを進めることでも一致した。
北朝鮮はこの日午前7時10分ごろ、ICBMとみられる長距離弾道ミサイルを発射した。尹大統領が東京に出発する約3時間前だった。北朝鮮の弾道ミサイル発射は今年6回目。今月14日にも短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を発射した。
mgk1202@yna.co.kr