22年の婚姻件数19.2万件で過去最少 25年前の半分=韓国
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2023.03.16 15:57
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が16日発表した婚姻・離婚統計によると、2022年の婚姻件数は前年比0.4%減の19万1700件で、1970年の統計開始以来で最も少なかった。
減少は11年連続で、2019年からは4年続けて過去最少を更新している。22年は25年前の1997年(38万9000件)と比べると半減した。
統計庁は、25~49歳の人口が減少を続けており、人口構造的な理由から婚姻件数が減っている面があるとし、婚姻に対する価値観の変化も一因だと説明した。婚姻の減少が今後の出生率低下にも影響するとみている。
22年の平均初婚年齢は男性が前年より0.4歳上がった33.7歳、女性が0.2歳上昇の31.3歳で、いずれも統計開始以来で最も高かった。
婚姻件数を年齢層別にみると、男性は30代前半(6万8000件)、20代後半(3万8000件)、30代後半(3万6000件)の順で多く、女性も30代前半(6万4000件)、20代後半(5万9000件)、30代後半(2万5000件)と続いた。
前年と比べ、男性は20代後半(3000件減)、女性も20代後半(5000件減)で最も大きく減少した。
22年の離婚件数は9万3000件で前年比8.3%減った。減少は3年連続で、婚姻件数の減少によるものと統計庁は分析している。
tnak51@yna.co.kr
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