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韓国外交部 北朝鮮のICBM発射に「断固対応」

記事一覧 2023.03.16 17:42

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の任洙ソク(イム・スソク)報道官は16日の定例記者会見で、北朝鮮が同日午前に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことに対し「北が、挑発で得るものが何もないことに気付くよう、国際社会と協力して断固たる対応を取っていく」と述べた。

ソウル駅のテレビに北朝鮮のミサイル発射に関するニュースが流れている=16日、ソウル(聯合ニュース)

ソウル駅のテレビに北朝鮮のミサイル発射に関するニュースが流れている=16日、ソウル(聯合ニュース)

 任氏は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が日本訪問のため出発する直前にミサイルを発射したことを強く非難し、「最近相次いでいる北のミサイル発射は多数の国連安全保障理事会決議に明白に違反している。域内の緊張を深刻に高める重大な挑発だ」と指摘した。

 韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が同日午前7時10分ごろ平壌の順安付近から朝鮮半島東の東海にICBMと推定される弾道ミサイル1発を発射したと発表した。韓日首脳会談のため尹大統領が東京に出発する約3時間前の発射だった。ミサイルは通常よりも高い角度で発射され、約1000キロ飛行して東海に落下した。

 北朝鮮がICBMを発射したのは先月18日の「火星15」発射以来、約1カ月ぶり。今回の発射は、北朝鮮に対し弾道ミサイル技術を利用したいかなる発射も禁じた安保理決議に違反するもので、戦略的挑発だ。

 韓米などは先月18日の北朝鮮によるICBM発射後、昨年11月に提案したが採択されなかった北朝鮮を非難する安保理議長声明の再提案を推進する考えを示した。しかし、中国、ロシアが消極的で、いまだ大きな進展がないようだ。

 外交部当局者は「議長声明再提案の論議が続いているのか」との記者団の質問に対し、「論議がまだ続いていると承知している。(再提案に)消極的な国と米国、欧州諸国との協議や意思疎通が続いている」と答えた。

hjc@yna.co.kr

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