韓米高官 北のミサイル発射を非難=抑止強化確認
北朝鮮
2023.03.27 14:39
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が27日、短距離弾道ミサイルを発射したことを受け、韓国外交部で北朝鮮問題を担当する金健(キム・ゴン)朝鮮半島平和交渉本部長は同日午前、米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表と電話で協議した。両氏は北朝鮮の挑発や攻撃的な言葉は自らの脆弱(ぜいじゃく)性と不安感を示すだけで、得られるものは何もないと強調した。
両氏は北朝鮮の弾道ミサイル発射は多数の国連安全保障理事会決議に明白に反するものであり、朝鮮半島と国際社会全体の平和と安定を阻害する挑発行為だと指摘し、強く非難した。そのうえで、堅固な韓米連合防衛体制を維持しながら、北朝鮮のいかなる追加挑発の可能性にも徹底して備えていくことで一致した。また、揺るぎない韓米・韓米日の連携に基づき、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する圧倒的な抑止と対応能力を高めていくことを確認した。
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は同日午前7時47分ごろから、内陸部の黄海北道中和郡で朝鮮半島東の東海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射した。韓米合同上陸訓練「双竜訓練」や米空母の韓国展開に反発したものとみられる。
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