コロナ感染者の隔離期間を5日間に短縮へ 5月初めか=韓国
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2023.03.29 10:58
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は5月初めに、新型コロナウイルス感染者に義務付けている隔離期間を現行の7日間から5日間に短縮する見通しだ。韓悳洙(ハン・ドクス)首相は29日、中央災難(災害)安全対策本部の会議で「残っている防疫規制を調整するロードマップを設けた」とし、内容を説明した。
政府は防疫緩和の最初の措置として5月に、新型コロナの危機レベルを「深刻」から「警戒」に引き下げるかどうか決定する計画だ。韓氏は「危機レベルの引き下げとともに、感染者の隔離義務期間も7日から5日に短縮する」と述べた。
この措置以降の感染状況を見極めながら、新型コロナの感染症としての位置付けを現在の2級から4級に引き下げる2段階目の措置を検討する。同措置が確定すれば、感染者の隔離義務と一部残るマスク着用義務を全面的な「勧告」に切り替える計画だ。感染者全員を対象にしてきた監視システムも標本を抽出する方法に変更する。
韓氏は各官庁と自治体に対し「関連指針の改定など必要な措置を前もって準備し、入院治療費の支援範囲の変更といった詳細を国民にしっかり説明してほしい」と指示した。
mgk1202@yna.co.kr