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昨年のスマホ販売6%減 売り上げ上位はサムスン独占=韓国

IT・科学 2023.04.03 14:52

【ソウル聯合ニュース】韓国のスマートフォン(スマホ)市場が昨年、消費萎縮などによりマイナス成長を記録したことが、3日分かった。

2月にスペイン・バルセロナで開催されたモバイル機器見本市「モバイル・ワールド・コングレス」で、サムスン電子のブースに「ギャラクシーS22ウルトラ」が展示されている=(聯合ニュース)

2月にスペイン・バルセロナで開催されたモバイル機器見本市「モバイル・ワールド・コングレス」で、サムスン電子のブースに「ギャラクシーS22ウルトラ」が展示されている=(聯合ニュース)

 香港の調査会社カウンターポイントリサーチによると、昨年の韓国国内でのスマホ販売台数は前年比6%減少した。韓国・サムスン電子の販売台数は2%、米アップルは0.4%減少した。

 その他のブランドのスマホ販売台数は前年比71%急減したが、これは2021年の数値にスマホ事業撤退前の韓国・LG電子の売り上げが含まれたためだ。同社は21年4月にスマホ事業から撤退した。

 昨年のベストセラーモデルは、サムスン電子の「ギャラクシーS22ウルトラ」だった。以下、「ギャラクシーZフリップ4」「ギャラクシーS22 5Gモデル」、アップルの「iPhone(アイフォーン)13」と続いた。

 昨年のスマホ売り上げ上位10モデルの合計シェアは46%で、前年比7ポイント下落。上位10モデルは4位のiPhone13を除き、全てサムスン電子の製品だった。

 カウンターポイントリサーチのシン・ギョンファン研究員は「今年上半期までは景気の不確実性が続き、特に中低価格帯のスマホを中心に需要が萎縮するだろう」として、今年のスマホ販売台数が前年比で増加することはないとの見通しを示した。

 また、今年1~3月期は「iPhone14 Pro」と「iPhone14 Pro Max」の需要が比較的多く、前年同期比で高いシェアを達成すると予想した一方、サムスンはギャラクシーS23シリーズが堅調な売り上げを記録しているが、中低価格帯のスマホでは依然として苦戦していると分析した。

ynhrm@yna.co.kr

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