済州道 福島汚染水放出に備え政府に対策申し入れ=韓国
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2023.04.21 15:47
【済州聯合ニュース】韓国南部の済州道は21日、水産物の安全管理対策を模索するために開かれた政策市・道協議会で、東京電力福島第1原子力発電所の処理済み汚染水の海洋放出に備え、水産業の被害を最小限にするための対策作りを政府に申し入れた。
協議会には海洋水産部の幹部のほか、済州道、慶尚南道、全羅南道など水産物の主要生産地域を管轄する広域自治体の関係者が出席。済州道は漁業関係者が被害を被った場合に実質的な補償を受けられるよう、特別法の制定や補償金支払い、放射性物質測定装置の支給などの必要性を訴えた。
同道は日本が処理済み汚染水の海洋放出決定を発表した直後から、放出を想定した4段階(関心、注意、警戒、深刻)の対応計画を策定し、状況対策班を稼働している。
ynhrm@yna.co.kr