韓日経済人会議で共同声明採択　新産業で協力・相互交流促進

韓日経済人会議で共同声明採択　新産業で協力・相互交流促進

【ソウル聯合ニュース】韓国と日本の企業トップらが１７日、ロッテホテルソウル（ソウル市中区）で２日間にわたり「韓日・日韓経済人会議」を開き、共同声明案を採択した。

　声明書には▼経済連携の拡大（新産業分野での協力）▼人的・文化的・地域間の相互交流促進▼２０３０年国際博覧会（万博）の釜山誘致成功――に向けた協力などが盛り込まれている。また、次回の会議は来年に東京で開催することで合意した。

　日本側団長の佐々木幹夫・日韓経済協会会長は「両国を巡る環境が厳しさを増している中、日韓経済人の連携が重要になっている」として「来年東京で再会できることを願う」と語った。

　韓国側団長の金ユン（キム・ユン）韓日経済協会会長（三養ホールディングス会長）も「両国の共感の輪が大きな流れとなり、韓国経済人の役割がより一層強調された」として「両国経済人は力を合わせて目に見える成果を出し、未来世代のための希望の基盤を築くことに最善を尽くす」と述べた。

　韓日・日韓経済人会議は両国財界人の代表的な定例交流行事で、今年は４年ぶりに対面で開催された。

ynhrm@yna.co.kr