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前政権の脱原発から急旋回 2基の建設加速=韓国

記事一覧 2023.05.18 14:19

【ソウル聯合ニュース】韓国の産業通商資源部は18日、文在寅(ムン・ジェイン)前政権で白紙化され、尹錫悦(ユン・ソクヨル)現政権で再び推進されている新ハヌル原発3、4号機(慶尚北道蔚珍郡)の建設を加速させると発表した。

慶尚南道・昌原にある原子炉メーカー、斗山エナビリティーの工場で15日、新ハヌル原発3、4号機の主要機器の製作着手式が開かれた(斗山エナビリティー提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

慶尚南道・昌原にある原子炉メーカー、斗山エナビリティーの工場で15日、新ハヌル原発3、4号機の主要機器の製作着手式が開かれた(斗山エナビリティー提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 同部の姜敬声(カン・ギョンソン)第2次官はこの日、同原発の建設現場を訪れて工事の進行状況や安全管理状況を点検し、「関連規定を順守しながら最大限スピーディーに手続きを進め、何よりも安全管理に総力を挙げてほしい」と述べた。

 尹大統領が16日、就任から1年の国政運営を振り返るなかで前政権の脱原発政策を批判したことを受け、管轄官庁である産業通商資源部は「脱原発政策の廃止」に積極的に乗り出している。

 新ハヌル原発3、4号機の建設は2017年に文政権の脱原発政策により白紙に戻され、許認可手続きも全面的にストップしていた。

 しかし、現政権の発足後に脱原発政策の廃止が進められ、災害影響評価、環境影響評価など建設再開のための手続きが進められている。 

 今年3月には原発運営会社の韓国水力原子力と原子炉メーカーの斗山エナビリティーとの間で主要機器の供給契約が結ばれ、今月15日には製作着手式が開かれた。 

 産業通商資源部は「関係官庁と緊密に協力して通常より15カ月以上日程を短縮し、今年7月に新ハヌル原発3、4号機の電源開発事業実施計画を承認して直ちに整地工事に着手する予定だ」と説明した。

ynhrm@yna.co.kr

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