光州民主化運動から43年 尹大統領「民主主義脅かす勢力に立ち向かう」
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2023.05.18 11:32
【ソウル聯合ニュース】1980年に韓国南西部・光州市で民主化を求める大規模なデモが起こり、軍の発砲で多くの犠牲者が出た「5・18民主化運動(光州事件)」から43年となる18日、同市にある国立5・18民主墓地で記念式が開かれた。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は式で演説し、「5月の(民主化運動の)精神はわれわれに自由民主主義を守るための実践を命じている」として、「5月精神を忘れず継承しようとするなら、自由と民主主義を脅かす勢力と挑戦に堂々と立ち向かわなければならない」と強調した。
また、「5月の精神は自由民主主義憲法の精神そのもので、われわれが必ず継承すべき貴重な財産であり、われわれを一つにまとめる求心力」と評価。「民主主義に危機をもたらす内外の挑戦に立ち向かい闘わなければ、5月の精神を語るのは恥ずかしい」と述べた。
そのうえで、「5月の精神で脅威と挑戦に直面した自由民主主義を守り、創造と革新の精神で産業の高度化と経済の繁栄を成し遂げなければならない」とし、「それが5月の精神を具現化する道であり、英霊に報いる道だ」と改めて強調した。
尹大統領は昨年に続き、2年連続で記念式に出席した。
kimchiboxs@yna.co.kr