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中国との戦略対話を計画 適切な時期に韓中日首脳会談=韓国高官

政治 2023.05.22 16:53

【ソウル聯合ニュース】韓国国家安保室の金泰孝(キム・テヒョ)第1次長は22日、テレビ番組に出演し、「中国と日本、中国と韓国の2国間戦略対話を始めようと思っている。計画が進んでいる」と明らかにした。

韓国国家安保室の金泰孝第1次長(資料写真)=(聯合ニュース)

韓国国家安保室の金泰孝第1次長(資料写真)=(聯合ニュース)

 また、「中国も懸案について韓国、日本と対話が必要であることを認めている」として、「両国間で懸案が積極的に議論されれば、適切な時期に韓中日首脳会談も(開催を)話し合える雰囲気になると思う」と述べた。

 対ロシア関係に関しては、「国際社会の制裁に参加しながら、必要不可欠な天然ガスや一部の品目については最小限の規模で交流を持続している」と言及。「ウクライナへの支援は再建に必要なものや人道的な救援救助に必要な装備が中心のため、ロシアが政治的に大きな不満を持つ必要はないと思う」との認識を示した。

 広島で開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて開催された韓米日首脳会談で、3カ国連携を「新たな高み」に引き上げることを確認したことについては、「3カ国の安全保障協力を質的に強化するということ」とし、「安保だけでなく、経済の供給網(サプライチェーン)、そして人的交流や社会文化分野まで3カ国が疎かにしていた協力を具体化していくという意味」と説明した。安保連携を巡っては、「今後、海上合同訓練や対潜水艦訓練などを通じ、北の核やミサイル情報(の共有)、対応訓練をより強化するプロセスが行われるのではないか」との見通しを示した。

 先月の韓米首脳会談で新設に合意した核協議グループ(NCG)に関しては、「夏が終わる前に1回目の会議を開くよう準備している」と明らかにした。日本がNCGに参加する可能性については「開かれている」としながらも、「NCGが定着すれば、その後、北の核に備えた連携をオーストラリアや日本と行うことができる」と述べた。

 一方、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を巡り、日本を訪問した韓国視察団について、サンプル採取を行わず、民間専門家が参加していないと野党が批判することに関しては、「団長の原子力安全委員長は文在寅(ムン・ジェイン)政権時代に任命された人物」とし、「客観的な結果を導き出すと思う」と述べた。

kimchiboxs@yna.co.kr

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