Go to Contents Go to Navigation

韓国の福島視察団 日本側との技術会議で日程スタート

社会・文化 2023.05.22 23:45

【東京聯合ニュース】東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を巡り、汚染水の処理プロセスを点検する韓国政府の視察団は22日、日本での公式日程を開始した。初日は東京で日本の外務省、経済産業省、東京電力の関係者らと技術会議を開いた。視察団が在日韓国大使館を通じて発表した報道資料で明らかにした。

視察団の団長を務める韓国・原子力安全委員会の劉国熙(ユ・グクヒ)委員長が技術会議の前に報道陣の質問に答えている=22日、東京(聯合ニュース)

視察団の団長を務める韓国・原子力安全委員会の劉国熙(ユ・グクヒ)委員長が技術会議の前に報道陣の質問に答えている=22日、東京(聯合ニュース)

 4時間に及んだ技術会議で、視察団は福島第1原発の視察項目を確認するため日別の点検項目を挙げるとともに視察に必要な装備と要請事項を示したという。

 また視察団は汚染水の放出に関する主要施設や汚染水を浄化処理する多核種除去設備(ALPS)関連設備、汚染水が海洋放出の前段階で通過する「K4タンク」などを視察する必要があると伝えた。

 あわせて、ALPS使用前と使用後の汚染水の濃度分析に関するデータ原本の提出を求めた。

 視察団は23日、福島第1原発に移動して現場の点検を開始する。

sarangni@yna.co.kr

キーワード
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。