韓国政府「コロナ防疫緩和、混乱ないよう準備」 来月から隔離義務撤廃
社会・文化
2023.05.24 11:08
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は6月1日に新型コロナウイルスの感染症危機警戒レベルを最も高い「深刻」から「警戒」に引き下げ、感染者の7日間の隔離義務を5日間の隔離勧告に変更するなど防疫措置を緩和する。新型コロナに関する中央災難(災害)安全対策本部の金星鎬(キム・ソンホ)第2総括調整官は24日、同本部の会議で、緩和された措置が1日から混乱なく実施されるよう入念に準備する姿勢を示した。
政府は感染者の隔離義務の撤廃に加え、医療機関や薬局でのマスク着用義務も緩和し、入院病床のある病院と療養施設などの入所型施設でのみ着用を義務付ける。
金氏は「危機状況を抜けて日常回復に転じる過程で、政府はなお残る新型コロナのリスクからハイリスク者を保護し、防疫状況を安定的に管理していく」と述べた。また、65歳以上の人や免疫不全者らハイリスク者に対し、ワクチンの追加接種を受けるよう呼び掛けた。
金氏によると、先週の1日平均の新型コロナ新規感染者数は1万9121人で前週に比べ増えたものの、増加率は4.6%に鈍化した。
tnak51@yna.co.kr
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