韓米が警告「ロ朝軍事協力は安保理決議違反、代価を」

【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は１５日、ソウルで外交・国防当局による拡大抑止戦略協議体（ＥＤＳＣＧ）を開催した。会合終了後の記者会見で韓国の張虎鎮（チャン・ホジン）外交部第１次官は、北朝鮮とロシアの軍事協力は国連安全保障理事会決議に違反すると指摘した上で「韓米間で情報を緊密に共有しながら、確かな代価が伴うようにする」と警告した。

　張氏によると、韓米はこの日の会合で「ロシアは不拡散体制創設の当事者で、かつ（安保理）常任理事国の一員として責任をもって行動すべきだ」との意見で一致した。

　同氏は「韓米日は国際社会の有機的な連携を推進することにした」と言及した。また、７０年を迎えた韓米同盟はますます強固になり、今回のＥＤＳＣＧでの踏み込んだ議論も同盟を一層強化するとの認識を示した。

　会合には韓国から張氏と申範澈（シン・ボムチョル）国防部次官、米国からジェンキンス国務次官（軍備管理・国際安全保障担当）とベーカー国防次官代行（政策担当）が出席した。ＥＤＳＣＧは１６年に初開催され、４回目となる今回は初めて韓国で開かれた。尹錫悦（ユン・ソクヨル）政権では昨年９月に次いで２回目。

mgk1202@yna.co.kr