北朝鮮の女性芸術団 訪中公演計画が突如ストップ(11月28日)
2019.11.28 08:20 replay time00:43
≪中朝関係に異変?≫
北朝鮮の女性芸術団・牡丹峰(モランボン)楽団が来月4年ぶりに中国を訪問し、各地で公演を行う予定だったが、突如計画にストップがかかったことが分かった。
北京の消息筋などによると、牡丹峰楽団は中朝国交樹立70周年を記念して中国側から招かれ、12月から約1カ月にわたり、北京、上海など主要都市を回る公演を行う予定だったが、計画が止まっている状態だという。
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の年内訪中が事実上難しくなったことに続き、牡丹峰楽団の公演計画が止まったことで、中朝関係にほころびが生じたとの見方も出ている。
牡丹峰楽団は2015年12月の北京公演で「核やミサイル」を含む公演の内容をめぐり中国側と折り合えず、公演が始まるわずか数時間前に公演をキャンセルし帰国している。
(2019年11月28日、聯合ニュース)