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北朝鮮

≪船長ら16人殺害≫

 昨年11月、船長ら16人を殺害した疑いで北朝鮮に追放された北朝鮮船員2人について、韓国政府は2人の亡命意思に真摯(しんし)さがないと判断して追放したことが分かった。

 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると韓国政府は、2人を追放する際に人権に対するどのような配慮があったかを問う国連側の質問に回答し、韓国軍当局に乗っていた漁船が拿捕(だほ)された当時、警告射撃を受けながら逃走し、1人は自殺を図ろうとしたことから、亡命意思に真摯さがないと判断したと明らかにした。

 また、国内法だけでなく韓国が加盟する人権関連の国際条約も検討したが、船員に適用できる条項はなかったと説明した。

 2人が乗っていた船は昨年11月2日、朝鮮半島東側の東海上で拿捕され、韓国政府は2人を調べた後、同月7日に南北軍事境界線がある板門店で北朝鮮側に追放した。2人は暴力を振るう船長を殺害し、犯行を隠蔽(いんぺい)するため漁船の乗組員15人も殺害したとされる。

(2020年4月1日、聯合ニュース)

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