韓国の新駐日大使に姜昌一氏が内定(11月24日)
2020.11.24 10:40 replay time01:28
≪韓日議連会長務めた「日本通」≫
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、次期駐日大使に与党「共に民主党」前国会議員の姜昌一(カン・チャンイル)氏(68)を内定した。姜氏は超党派でつくる韓日議員連盟の前会長で、日本通として知られる。
姜氏は国会議員を4期連続務めた。ソウル大を卒業後、東京大大学院で修士、博士号を取得し、客員教授も務めた。国会議員在任中は韓日議連会長として活動し、現在は名誉会長を務める。
青瓦台(大統領府)は姜氏について、菅義偉内閣の発足に合わせ、日本に対する専門性と経験、長年にわたり構築してきた高官級のネットワークを基に、絡まった韓日関係をほどいて未来志向的な両国関係に進むきっかけを作る適任者だと説明した。
青瓦台関係者は、姜氏の内定は悪化した韓日関係の改善を目指す文大統領の意欲の表れだと強調した。
駐日大使の交代は約1年半ぶりとなる。姜氏は日本政府から同意(アグレマン)を得る手続きなどを経て正式に任命される予定だ。
(2020年11月24日、聯合ニュース)