LG電子 スマホ事業の売却も含め検討(1月21日)
2021.01.21 08:30 replay time00:36
≪23四半期連続で赤字≫
韓国のLG電子が、23四半期連続で赤字のスマートフォン(スマホ)事業について売却も含めて検討している。
同社の権峰ソク(クォン・ボンソク)社長は20日、社員に宛てた電子メールでスマホを含むモバイル事業に関し、「現在と未来の競争力を冷静に判断し、ベストな選択をすべき時期だとみている」とし、縮小、売却、維持など「あらゆる可能性を念頭に事業の運営方向を綿密に検討している」と明らかにした。
スマホ事業を担当する同社のモバイル・コミュニケーションズ(MC)事業本部は、2015年4~6月期から20年10~12月期にかけ23期連続で営業赤字を計上している。20年末までの営業赤字は累計5兆ウォン(約4700億円)に達する。
(2021年1月21日、聯合ニュース)