サムスントップ 再収監後初のメッセージ(1月22日)
2021.01.22 13:31 replay time00:33
≪順法監視委員会の活動支援「続行」≫
韓国のサムスン電子は21日、サムスングループ経営トップで18日に再収監された李在鎔(イ・ジェヨン)同社副会長が、サムスングループが設置した外部委員らによる監視機関である順法監視委員会の活動を「引き続き支援していく」などとするメッセージを出したと発表した。
前大統領の朴槿恵(パク・クネ)氏らへの贈賄罪などに問われた李氏は、18日の差し戻し控訴審で懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡され、再収監されている。弁護人を通じて収監後初のメッセージを出した。
差し戻し控訴審判決で高裁は、サムスングループの順法監視委員会について、一定の評価をしつつも実効性がなく、今後発生し得る違法行為を監視する活動まではできないと指摘していた。
このため順法監視委員会を続ける根拠が弱まったとの見方も出ていたが、李氏は続行の意向を示した。
(2021年1月22日、聯合ニュース)