韓国最古のマンション解体へ 植民地時代に完成(6月17日)
2022.06.17 09:55 replay time00:38
≪ソウル市西大門区にある「忠正アパート」≫
韓国・ソウル市にある国内最古のマンションが解体される。ソウル市は16日、前日開かれた都市計画委員会で、西大門区にある「忠正アパート」の解体を含む麻浦路5区域整備計画案を修正の上、可決したと発表した。
忠正アパートは日本による植民地時代の1937年に完成したとされる。国内初の鉄筋コンクリート造のマンションで、建設者の豊田種松にちなんで「豊田アパート」と名付けられたが、その後、今の名前に変わった。
朴元淳(パク・ウォンスン)前市長時代に地域の遺産を守るため保存が決まったが、安全上の問題や住民の対立などが絶えず発生し、解体することになった。
(2022年6月17日、聯合ニュース)