韓国与党代表「辞任する考えはない」 倫理委の懲戒受け入れず(7月8日)
2022.07.08 10:56 replay time00:37
≪性接待巡る疑惑で≫
韓国与党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)代表は8日午前にラジオ番組に出演し、代表を退く考えはないと述べ、自身を党員権(資格)停止6カ月の懲戒処分とした党中央倫理委員会の決定を受け入れない姿勢を示した。
倫理委員会は同日未明、李氏が性接待を受けた証拠の隠滅を教唆したとの疑惑を審議した末に、李氏に対し党員権停止6カ月という重い懲戒処分を決定した。これにより李氏は代表としての職務遂行が困難になる。
李氏はラジオ番組で、倫理委員会の規定では懲戒処分権というものが党代表に与えられているとし、「納得できるような状況でないなら、まずは懲戒処分を保留するという考えだ」と述べた。
さらに「処分が納得できる時点になれば当然受け入れるだろうが、今の状況ではそうでない」とし、「仮処分なり再審申請なり、あらゆる措置を取る」との考えを示した。
(2022年7月8日、聯合ニュース)