韓国のコロナ死者112人 4カ月ぶり高水準(9月1日)
2022.09.01 13:38 replay time01:49
≪重症者は9日連続で500人超≫
韓国の中央防疫対策本部は1日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から8万1573人増え、累計2332万7897人になったと発表した。新たな死者は112人で、1日当たりの死者数としては約4カ月ぶりの高水準となった。
新規感染者数は前日(10万3961人)より2万2388人少ない。1週間前の8月25日(11万3349人)と比べると3万人以上少なく、2週間前(同18日、17万8515人)のおよそ半分に減少した。
一方、死者数は前日(75人)から37人急増して約1週間ぶりに3桁台を記録。4月29日(136人)以来の高水準になった。
この日発表された重症者は前日から14人減の555人で、9日連続で500人を上回った。死者のうち93%が60歳以上で、入院中の重症者も60歳以上が88%を占めている。
一方、韓国政府は9月3日午前0時以降に韓国に到着する全ての韓国人、外国人に対する入国前PCR検査の義務を廃止する。ただ入国者は引き続き、韓国到着後1日以内にPCR検査を受けなければならない。
政府は秋夕(中秋節、今年は9月10日)連休中の家族の集まりについて人数制限を設けず、高速道路のサービスエリアやバス、鉄道内での飲食も可能とする。
防疫当局は新型コロナの変異株に対応した改良型ワクチンを10~12月期中に導入するなどの内容を盛り込んだワクチン接種計画を発表。基礎疾患のある人などを優先接種対象とする計画だ。
(2022年9月1日、聯合ニュース)