文前政権は「北ばかりに執着」　尹大統領が批判（９月１９日）

≪韓米日安保協力の必要性強調≫

　韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は１８日に公開された米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、文在寅（ムン・ジェイン）前政権時代の外交政策を全面的に批判し、韓米日３カ国の安全保障協力の必要性を強調した。

　尹大統領は北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党総書記）と南北関係の改善に取り組んだ文前大統領について、「教室で北という一人の友達ばかりに執着してきた」と批判した。

　その上で「韓米日３カ国の安保協力は北の核・ミサイルに対抗して北東アジアの平和を守る防衛体制」だとの考えを示した。

　また、「北の挑発を抑止するため、米国の核の傘を含むあらゆる手段を米国と講じる準備ができている」と強調した。

　（２０２２年９月１９日、聯合ニュース）