韓国の外貨準備高 為替介入で197億ドル急減(10月6日)
2022.10.06 09:38 replay time00:40
≪リーマン・ショック時に次ぐ規模の減少≫
韓国銀行(中央銀行)が6日発表した9月末の外貨準備高は4167億7000万ドル(約60兆2300億円)で、前月末から196億6000万ドル減少した。韓国通貨ウォンが対ドルで下落し、当局が為替介入に踏み切ったことが影響した。
196億6000万ドルの減少は、リーマン・ショックが発生した際に記録した2008年10月の274億ドル減に次ぐ規模。
ただ韓国銀行は、韓国の外貨準備高が世界8位規模で十分な水準を保っており、通貨危機を心配する必要はないと説明した。
(2022年10月6日、聯合ニュース)