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≪21日に審査≫

 韓国のソウル中央地検は18日、文在寅(ムン・ジェイン)前政権期に黄海上で起きた北朝鮮軍による韓国人男性公務員の射殺事件を巡り、当時の国防部長官だった徐旭(ソ・ウク)氏と海洋警察庁長だった金洪熙(キム・ホンヒ)氏について職権乱用や虚偽公文書作成などの容疑で逮捕状を請求した。

 海洋水産部所属の公務員だったこの男性は2020年9月、北朝鮮に近い韓国北西部の小延坪島付近で漁業指導船乗船中に行方不明となり、翌日に北朝鮮側海域で北朝鮮軍に射殺された。

 徐氏は、男性が自ら北朝鮮に渡ったとする政府の判断と食い違う内容の傍受情報などを収めた軍事機密を削除するよう指示した疑いが持たれている。

 一方、同事件の経緯を捜査した海洋警察庁のトップだった金氏には、当時の大統領府と国家安保室の方針に合わせて未確認の証拠を使用するなどして男性が自ら北朝鮮に渡ったと断定する捜査結果を発表した疑いが持たれている。

 徐氏と金氏の逮捕状発付の是非を巡る審査は21日にそれぞれ開かれる。

 (2022年10月19日、聯合ニュース)

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