尹大統領が原発完工式出席 「前政権の脱原発破棄」(12月14日)
2022.12.14 15:55 replay time00:44
≪来年の支援額倍増≫
韓国の新ハヌル原子力発電所1号機の完工式が14日、建設地の東部・慶尚北道蔚珍郡で開催された。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は祝辞で、「脱原発で萎縮した韓国の原発産業は活力を帯び、再び飛躍するだろう」と期待を示した。
尹大統領は、今年5月の政権発足後、文在寅(ムン・ジェイン)前政権が無理に進めた脱原発政策を破棄して原発政策を正常化したと説明。今年は1兆ウォン(約1040億円)規模だった原発産業に関する支援額を来年には2倍以上に増やす計画だと明らかにした。
尹大統領は完工式に出席する予定だったが、全国的な大雪と寒波を受けて日程を変更した。祝辞は李昌洋(イ・チャンヤン)産業通商資源部長官が代読した。
(2022年12月14日、聯合ニュース)