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≪宇宙輸送能力確保≫

 韓国が独自開発した国産ロケット「ヌリ」の3回目の打ち上げが成功した。国産ロケットで希望する時期に衛星を打ち上げることが可能になった。宇宙輸送能力を確保し、宇宙強国への仲間入りを果たした。

 ヌリは25日午後6時24分に打ち上げられた。ヌリは正常に飛行し、約13分後に目標高度の550キロに到達した。

 ヌリの飛行時間は18分58秒で、搭載していた衛星8基の分離に全て成功した。

 科学技術情報通信部はヌリの打ち上げ成功を正式に発表した。韓国が独自開発したロケットに衛星を搭載し打ち上げる宇宙輸送能力を備えることになった。

 同部の李宗昊(イ・ジョンホ)長官は記者会見で「ヌリの信頼性確保と同時に打ち上げサービスはもちろん多様な衛星の運用、宇宙探査まで、われわれの可能性を改めて確認する契機になった」と述べた。

 今回の打ち上げは、政府が主導してきた宇宙発射体技術を民間に移転する初舞台となった。打ち上げに初めて参加した韓国企業のハンファエアロスペースは今後、ヌリを製造し、打ち上げを主導する計画で、民間企業が宇宙開発を主導する「ニュースペース」時代が開かれる。

 政府はヌリより性能を向上させた次世代ロケットを開発し、国際的な競争力も確保する方針だ。

 (2023年5月26日、聯合ニュース)

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